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デジタル一眼レフカメラのシーンモード

最終更新日 2013/7/18

Camera Raw フィルターの使い方に続いて、シーンモードの効果です。

解説に使用するデジタル一眼レフカメラは、ニコン FXフォーマット デジタル一眼レフカメラ D600(28-300 VR レンズキット)です。

シーンモードに設定

シーン(SCENE)モードとは、選択した撮影シーンに合わせて、カメラが自動的に最適な設定を行う撮影モードです。

撮影シーンを選択する以外は、AUTO と同じ操作で撮影できます。

シーンモードには、ポートレート・スポーツ・夕焼けなど、多くの撮影シーンが用意されています。

シーンモードで撮影するには、まず撮影モードダイヤルを SCENE に合わせます。

info ボタンを押して、メインコマンドダイヤルを回すと、撮影シーンが切り替わります。

今回は、AUTO とシーンモードを同じ場所で撮影して比較してみます。

三脚で固定して、AUTO で撮影した後、すぐにシーンモードに切り替えて撮影しました。

効果は撮影環境に影響され、一定ではないと思いますが、AUTO かシーンモードかの選択に役立ちましたら幸いです。

シーンモード(海・雪)との比較

AUTO とシーンモード(海・雪)の比較です。

写真は2秒毎に切り替わります。

※写真が切り替わらない場合は、お手数ですがページを再読み込み(リロード)してください。(写真の枚数が多いので、上手く読み込めないケースがあるかもしれません。何卒ご了承ください。)

Adobe Photoshop CC で写真を重ねて、GIF アニメーションにしました。

AUTO とシーンモードの比較がテーマなので、Adobe Photoshop CC による色調補正は一切行なっていません。

サイズの変更と文字入れのみ行いました。

画質モードは、JPEG(FINE)で撮影しました。

写真を重ねてみると、シーンモード(海・雪)の方が色鮮やかです。

微妙な違いかもしれませんが、シーンモードの効果が現れています。

シーンモード(風景)との比較

AUTO とシーンモード(風景)の比較です。

こちらも、シーンモード(風景)の方が色鮮やかです。

シーンモード(シルエット)との比較

AUTO とシーンモード(シルエット)の比較です。

ピントは風車に合っています。

風車がシルエットで表現されました。

背景が夕焼けだと、綺麗かもしれません。

シーンモード(ハイキー)との比較

AUTO とシーンモード(ハイキー)の比較です。

ハイキーは、全体的に明るく写すことができます。

シーンモード(ローキー)との比較

AUTO とシーンモード(ローキー)の比較です。

ローキーは、全体的に暗く写すことができます。

今回の比較結果を見ると、個人的にはシーンモードを利用した方が AUTO より綺麗に撮影できると感じました。

シルエットやハイキー・ローキーは使い方次第だと思いますが、風景は色鮮やかに写りました。

AUTO をよく利用されている方は、シーンモードも試してみてはいかがでしょうか。