デジタル一眼レフカメラの選び方2

最終更新日 2013/6/2

デジタル一眼レフカメラの機種選びの続きです。

※個人的な体験を元にした記事なので、ご参考にならないケースもあるかと思います。予めご了承下さい。

APS-Cサイズ機かフルサイズ機かの選択

APS-Cサイズ機とフルサイズ機（35mm フルサイズ）のどちらを選択するのが正しいかは、目的や予算によって違うと思います。

あくまで当方の例とはなりますが、一例としてご参考までに紹介させて頂きます。

※当方はニコンしか所有しておりませんので、ニコン中心の記事となります。予めご了承下さい。

焦点距離と画角 - デジタル一眼レフカメラの基礎知識 | ニコンイメージングのページ下部に、DXフォーマットと FXフォーマットの違いが一部紹介されています。

フルサイズ機でセンサーが大きいことによるメリットは、広角撮影に有利、ボケが大きい、高感度撮影が綺麗とされています。

その代わり、少なくとも現時点では、フルサイズ機は値段が高く重量も重たくなります。

気になったのは、「APS-Cサイズ機とフルサイズ機で撮影した写真では、どちらで撮影したのか分かるほどの違いがあるのか」ということです。

この質問をカメラ屋の店員さんにしてみましたが、明確な回答は得られませんでした。

写真の仕上がりには他の要素も多く関わるので、明確な回答は難しいのかもしれません。

また、レンズ | ニコンイメージングをご覧頂ければ分かる通り、レンズは DXフォーマット用レンズと FXフォーマット用レンズに分かれています。

ニコン D600 主な仕様（PDF版のカタログ）の P16 をご覧頂ければ分かる通り、フルサイズ機でも DXフォーマット用レンズは使用できます。（一部使用できないレンズがあります）（撮像範囲は DXフォーマットに切り替わります）

APS-Cサイズ機を購入して、後に必要があればフルサイズ機に移行するという方法もあります。

しかしできれば、レンズは DXフォーマット用レンズか FXフォーマット用レンズで統一したいと考えました。

フルサイズ機を選ぶと、当初考えていた予算を大きくオーバーします。

その為迷いましたが、業務目的であることを考慮して、フルサイズ機を選択しました。

予算を大きくオーバーしていたので、フルサイズ機の中では安価なニコン FXフォーマット デジタル一眼レフカメラ D600を選択しました。

レンズも持っていなかったので、レンズキットを購入しました。当方は、なるべく多くのシーンで使えるように D600 28-300 VR レンズキットを選択しました。

レンズが故障しないとも限りませんし、今後どのような製品が登場するかも分かりませんので、この選択が正しかったのかは分かりません。

ただ、どのような選択をしても良い面と悪い面が往々にしてございますので、一生懸命選んで購入したのであれば、最善の選択をしたと言えるのではないでしょうか。

大切なのは APS-Cサイズ機かフルサイズ機かではなく、写真をどのくらい楽しめたのかではないでしょうか。

比較が難しいこともあり、結論も少々強引ではございますが、少しでもご参考になりましたら幸いです。