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エクセル 2010 データの入力規則とデータの統合機能
区切り位置・重複の削除の続きです。Excel(エクセル) 2010 の使い方を理解するために、リボンの「データ」タブの機能を見てみたいと思います。
クイックスタート: データの入力規則を適用する - Excel - Microsoft Office
データタブのデータの入力規則は、入力規則を設定し無効なデータが入力できないようにする機能です。
データの入力規則を設定するセルを選択し、データの入力規則をクリックすると「データの入力規則ダイアログボックス」が表示されます。
設定タブでは、入力値の種類を選択し条件を設定します。
例えば、文字列(長さ指定)では、入力する文字の最小値と最大値や次の値より大きいなどの設定が可能です。
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入力時メッセージタブでは、セルを選択した時に表示される「タイトル」と「メッセージ」を設定できます。
画像の太字部分がタイトルで、その下の「設定タブで最小値を 5 に設定しました」がメッセージです。
5 以下の数字(設定の範囲外)を入力した場合は、エラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージの「タイトル」と「メッセージ」は、エラーメッセージタブで入力します。
日本語入力では、英語モード・ひらがな・全角カタカナといった入力方法を設定することができます。
無効データのマークを選択すると、画像のように入力されている無効なデータが赤丸で囲まれます。
マークを消すには、正しいデータを入力し直すか入力規則マークのクリアを選択します。
複数のワークシートにあるデータを 1 枚のワークシートに統合する - Office Starter - Microsoft Office
データタブの統合では、複数の範囲の値を 1つの範囲に統合します。
統合を選択すると「統合の設定ダイアログボックス」が表示されます。
集計の方法は、プルダウンメニューから合計・データの個数・平均・最大値・最小値・積などが選択できます。
統合元範囲をカーソルで選択し、追加をクリックすると統合元に追加されます。
「統合元データとリンクする」にチェックを入れると、統合元のデータが変更されたときは自動的に値が更新されます。統合の基準(上端行・左端列)は、統合元範囲の見出しの位置を示します。
例えば、画像のように各店舗の販売数量が複数のシートにまとめられていたとします。
このデータを統合して、会社全体の販売数量を把握したい時などに統合機能は便利です。
設定方法は、統合の設定ダイアログボックスで各シートのデータを統合元へ追加し、統合の基準(上端行・左端列)にチェックを入れ OK を選択します。
統合元データとリンクするにもチェックを入れると、各シートのデータが変更されたときは自動的に統合されたデータにも反映されます。
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