エクセル 2010 グラフツールのレイアウトタブと書式タブ

デザインタブの続きです。Excel（エクセル） 2010 の使い方を理解するために、リボンのグラフツールの機能を見てみたいと思います。

現在の選択範囲

プルダウンメニューからグラフ要素を選択し選択対象の書式設定から、塗りつぶし・枠線の色・枠線のスタイル・影・光彩とぼかし・3-D 書式といった書式設定を行います。

リセットしてスタイルに合わせるをクリックすると、適用した書式がリセットされます。

挿入

図、図形（線・四角形・吹き出しなど）、テキストボックス（横書き・縦書き）を挿入します。

ラベル

グラフのタイトル、主横軸・主縦軸のラベルの配置、凡例の追加・削除・配置、データラベルの表示・非表示、データテーブルの表示・非表示を切り替えます。配置する場所などは、プルダウンメニューから選択できます。

軸

主横軸・主縦軸の書式設定とレイアウトを変更します。グラフの目盛線の表示・非表示を切り替えます。

背景

プロットエリア（グラフ本体の表示領域）では、プロットエリアの塗りつぶしと塗りつぶしのクリアを行います。その他のプロットエリアオプションでは、書式設定のダイアログボックスを表示します。グラフの壁面とグラフの床面も同じく、塗りつぶしと塗りつぶしのクリアを実行します。

3-D 回転をクリックすると、グラフエリアの書式設定ダイアログボックスを表示します。X軸・Y軸の角度を選択して回転させることなどが可能です。

分析

近似曲線、線（降下線・高低線）、ローソク、誤差範囲の表示・非表示を切り替えます。

右端のグラフのプロパティでは、グラフ名を変更します。

図形のスタイル

図形のスタイルでは、塗りつぶし・枠線・効果を簡単に切り替えることができます。 からダイアログボックスを表示すると、角度やグラデーションの分岐点などを調整することができます。

ワードアートのスタイル

ワードアートのスタイルでは、文字の塗りつぶし・輪郭・効果といった視覚的スタイルを簡単に変更できます。

配置・サイズ

配置では、前面へ移動・背面へ移動やグループ化を実行します。サイズでは、図形の高さと幅を簡単に調整できます。

グラフツールを使用すると、作成したグラフのデザインやレイアウトを簡単に調整できるので便利です。予め用意されたテンプレートを適用するだけでも、グラフの見やすさが向上すると思います。