エクセル 2010 スパークラインツールの使い方と機能

Excel（エクセル） 2010 の使い方を理解するために、リボンのスパークライン ツールの機能を見てみたいと思います。

スパークラインを使用して、データの傾向を表示する - Excel - Microsoft Office

挿入タブのスパークラインは、エクセル 2010 の新機能として追加された、セル内にデータを視覚的に表現する小さなグラフです。

スパークラインの作成方法です。

まず、スパークラインを作成するセルを選択します。

「挿入タブ」-「スパークライン」から、折れ線・縦棒・勝敗のいずれかを選択します。

「スパークラインの作成」が表示されます。

「スパークラインを配置する場所を選択してください」の場所の範囲には、予め選択したセルの範囲が表示されます。

データ範囲をマウスカーソルで選択すると、範囲が自動的に作成されます。

データ範囲と場所の範囲が表示されたら、OK をクリックします。

選択した「場所の範囲」に、スパークラインが作成されます。

画像は折れ線のスパークラインです。列の幅は、見やすいように少し広げました。

スパークラインを選択すると、リボンにスパークライン ツールのデザインタブが表示されます。

スパークライン

データの編集からは、データの編集と非表示および空白のセルの設定が可能です。空白セルの表示方法には、空白・ゼロ・データの要素を線で結ぶがあります。

種類

スパークラインの種類を、折れ線・縦棒・勝敗へと簡単に切り替えます。

勝敗は、プラスの値とマイナスの値が分かりやすく表示されます。（赤がマイナスの値です）

表示

頂点（山）、頂点（谷）、負のポイント、始点、終点、マーカーの強調表示の表示・非表示を切り替えます。

スタイル

選択したスパークライングループのスタイルを変更します。スパークラインの色やマーカーの色を簡単に変更することができます。頂点や始点・終点のマーカーの色のみ、他の色に設定することも可能です。

グループ

軸からは、横軸のオプション、縦軸の最小値のオプション、縦軸の最大値のオプションを設定します。グループ化・グループ解除は、選択したスパークラインのグループ化を切り替えます。クリアは、スパークラインの削除です。

スパークラインは、Excel（エクセル） 2010 の新機能の中でも、データの傾向が一目で分かる機能として注目したいツールです。スパークラインは、ワークシートを印刷したとき一緒に印刷されるので資料作成にも便利です。