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Illustrator CS5 の新規ドキュメント作成
Adobe Illustrator CS5(アドビ イラストレーター CS5)の使い方を理解するために、メニューバー「ファイル」に収録された機能を見てみたいと思います。
Adobe Illustrator CS5 * 新しいドキュメントの作成
メニューバー「ファイル」の新規とは、新規ドキュメントプロファイルやテンプレートから新しいドキュメントを作成する機能です。
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「ファイル」-「新規」を選択すると、新規ドキュメントダイアログボックスが表示されます。
新規ドキュメントプロファイルのプルダウンメニューを表示すると、プリント / Web / モバイルとデバイス / ビデオとフィルム / 基本 CMYK / 基本 RGB / Flash Catalyst が表示されます。
これらの初期設定値を利用することで、新規ドキュメントの設定が簡単になります。
アートボードの数は「1~100」の間で設定できます。(新規ドキュメントの作成後でも、アートボードパネルから増減できます)
アートボードの並びは、横のアイコンで設定します。
間隔と横列数・縦列数の設定も可能です。
アートボードを複数配置することで、案件ごとにまとめたりなど管理が簡単になるかと思います。
サイズは選択するプロファイルにもよりますが、サイズのプルダウンメニューからレターや A4 などが選択できます。もちろん幅と高さを直接入力することもできます。
単位は、ポイント・インチ・ミリメートル・センチメートル・歯・ピクセルなど多数選択可能です。縦方向と横方向は、単位の下のアイコンで切り替えます。
裁ち落とし(製本で切り落とす部分)の設定は、すべての設定を同一にする(リンクのアイコン)がオンになっている場合は共通の数値になります。別々に設定したい場合は、リンクを解除します。
詳細を設定したい場合は、新規ドキュメントダイアログボックス下部の「詳細」を選択します。
カラーモードでは、CMYK(シーエムワイケー)と RGB(アールジービー)が選択できます。
CMYK は、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの組み合わせです。印刷物で使用されるカラーモードです。
RGB は、レッド・グリーン・ブルーの3色(光の三原色)の組み合わせです。デジカメやコンピュータのディスプレイ画面で使用されるカラーモードです。
印刷物を作成するときは CMYK を、Web 用の画像を作成するときは RGB を選択します。
ラスタライズ効果は、高解像度 300 ppi / 標準 150 ppi / スクリーン 72 ppi を選択できます。
印刷物を作成する場合は、高解像度 300 ppi に設定します。Web 用の場合は、一般的に スクリーン 72 ppi に設定します。
プレビューモードでは、ピクセルとオーバープリントを選択できますがメニューバー「表示」から変更可能です。ピクセルプレビューを使うと、ラスタライズ後にどのように表示されるかを確認できます。
Learn Illustrator CS5 - ピクセルグリッドに整合したWeb画像の作成 | Adobe TV
新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合とは、Web 用に画像を書き出したときアンチエイリアスが適用されてエッジがぼやける問題を解消するための機能です。
プロファイルで Web を選択するとデフォルトでチェックが入りますが、Web 用の画像を作成するときはオンになっていることを確認して下さい。
オフになっている場合は「ウィンドウ」-「変形」から変形パネルを表示して、パネルメニューから新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合を選択してください。
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