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Illustrator CS5 の複合パスの使い方
Adobe Illustrator CS5(アドビ イラストレーター CS5)の使い方を理解するために、メニューバー「オブジェクト」の複合パスに収録された機能を見てみたいと思います。
Learn Illustrator CS4 - 複合パスでクリッピングマスクを設定 | Adobe TV
メニューバー「オブジェクト」の複合パスとは、パスの重なり合う部分を透明に切り抜く機能です。
イラストレーターに写真を配置しました。
複合パスを使って、窓から外の景色が見えるようなオブジェクトを作成してみたいと思います。
長方形ツールで、写真の上に長方形を描きました。
「ウィンドウ」-「グラフィックスタイルライブラリ」-「アーティスティック効果」から、ステンドグラスを適用しました。
不透明度を 90 % に変更しました。
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楕円形ツールで、中心に円を描きます。
オブジェクトの中心に真円(正円)を描くには、スマートガイドと特殊キーを使います。
楕円形ツールを選択して、オブジェクトの中心にカーソルを移動すると「中心」というスマートガイドが表示されるのでクリックします。
Alt キーと Shift キーを押しながら円を描くと、中心に真円を描くことができます。
Shift キーを押しながら、長方形ツールで描いたステンドグラスを選択します。(2つのパスが選択された状態にします)
「オブジェクト」-「複合パス」-「作成」を選択すると、パスの重なり合う部分が丸く切り取られて写真が見えるようになります。(右クリックから複合パスを作成しても構いません)
パスの重なり合う部分が透明になるので、下に配置した画像が見えるようになります。
複数箇所を透明にすることもできますし、切り抜く形も様々な形を作成できます。
CD や DVD のラベルも複合パスを使って作成できます。
イラストレーターに、ラベルにする写真を配置します。
楕円形ツールで、真円を2つ描きます。
中心はスマートガイドに表示されます。Alt キーと Shift キーを押しながら描くと、中心に真円を描くことができます。
Shift キーを押しながら、2つのパスを選択します。
「オブジェクト」-「複合パス」-「作成」か、右クリックから複合パスを作成します。
パスの重なり合った部分(中心)が透明になります。
Shift キーを押しながら、複合パスと画像(リンクファイル)を同時に選択します。
「オブジェクト」-「クリッピングマスク」-「作成」を選択します。
クリッピングマスクを使用すると、クリッピングマスクとして使用するベクトルオブジェクトの内側だけが見えるようになります。
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