ペイントのブラシと図形の描画機能

ホームタブのツールの続きです。Windows 7（セブン）に無料で付属するグラフィックソフト「ペイント（Paint）」の使い方を見てみたいと思います。

ペイントの概要 - Windows 7 ヘルプ

ホームタブのブラシとは、描画領域に自由な曲線を描くことができるツールです。ブラシを使うと自由な形の図形も作成することができます。

ブラシは、カリグラフィブラシ・エアブラシ・油彩ブラシ・クレヨン・マーカー・水彩ブラシなど９種類用意されています。

ブラシの線の太さは、線の幅で調整します。ブラシで描く線の色は「色 1（前景色）」で設定します。

図形とは、ペイントに標準で用意されている図形を描画するツールです。

標準で用意されている図形には、直線・曲線・楕円形・ひし形・六角形・矢印・星・吹き出し・ハート・稲妻などがあります。

描きたい図形を選択して、マウスカーソルで描画領域に図形を作成します。

縦横の比率が同じ図形を描きたい場合は、Shift キーを押しながら図形を描画します。

輪郭と塗りつぶしとは、図形の輪郭と塗りつぶしの彩色方法を調整するボタンです。

輪郭と塗りつぶしのオプションを表示すると、上の画像のように塗りつぶしなし・単色・クレヨン・マーカー・油彩・鉛筆・水彩が選択できます。

輪郭と塗りつぶしの色は、「色 1（前景色）」と「色 2（背景色）」で設定します。

例えば、楕円形吹き出しを選択して、輪郭をクレヨン、塗りつぶしを水彩に設定します。色 1 は黒、色 2 はローズに設定して図形を描画すると、上の画像のような吹き出しを作成することができます。

線の幅では、ブラシや図形の輪郭の線の太さなどを、1px / 3px / 5px / 8px から選択できます。

色 1 は前景色で、ブラシの線や図形の輪郭の色として設定できます。色 2 は背景色で、消しゴムや図形の塗りつぶしの色として設定できます。

色の編集では、色の編集ダイアログボックスから細かくカラーを指定することができます。色を指定して OK を選択すると、カラーが追加されます。

表示タブには、ズームやルーラー・グリッド線といった描画領域の表示方法を調整する機能が収録されています。

ズームの拡大・縮小とは、描画領域の拡大と縮小を行う機能です。100 % を選択すると、拡大・縮小前のサイズに戻ります。

ルーラーにチェックを入れると、定規が表示されます。グリッド線にチェックを入れると、描画領域に格子状の線が表示されます。ステータスバーとは、画面下の情報表示領域のことです。チェックを外すと、ステータスバーは非表示になります。

全画面とは、画像を全画面で表示する機能です。縮小表示とは、縮小画面の表示と非表示を切り替える機能です。