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Adobe Photoshop CC のイメージプロセッサー

最終更新日 2015/8/22

Adobe Photoshop CC で RAW 形式(.NEF)を JPEG 形式(.jpg)に一括変換する方法です。

公式サイト:Adobe Photoshop * ファイルのバッチ処理

解説に使用するデジタル一眼レフカメラは、ニコン FXフォーマット デジタル一眼レフカメラ D600(28-300 VR レンズキット)です。

以前は、画質モードで RAW + FINE を選択していましたが、Adobe Photoshop の Camera Raw 機能で編集しているので FINE の使用はほとんどありませんでした。

そこで現在は、デジタル一眼レフカメラの設定を RAW 形式(.NEF)のみに設定しています。(FINE を保存しないので、ファイル容量の節約になります)

しかし稀に、撮影画像の全ファイルが JPEG 形式(.jpg)で必要な場合があります。

何百枚も写真を撮影した場合、RAW 形式(.NEF)から JPEG 形式(.jpg)に1枚1枚変換するのは非常に手間です。

そのような時は、Adobe Photoshop CC で一括変換しています。

Adobe Photoshop CC を起動します。

Adobe Photoshop CC のイメージプロセッサー

ファイル/スクリプト/イメージプロセッサーをクリックします。

イメージプロセッサーダイアログボックス

上の画像のように、イメージプロセッサーダイアログボックスが表示されます。

フォルダを選択から、処理する画像を選択します。

デジタル一眼レフカメラのメモリーカードからコピーした、RAW 形式(.NEF)のファイルが入ったフォルダを選択して下さい。

ファイル形式で、JPEG として保存にチェックを入れます。

画質は 0~12 の範囲で入力します。

12 が最高画質です。

実行をクリックすると、一括変換が開始されます。

1画像ずつ Adobe Photoshop CC に表示されます。

一括変換する枚数が多い場合は時間がかかりますが、自動的に完了するまで待ちます。

一括変換後のフォルダ

上の画像は、一括変換完了後のフォルダです。

JPEG と名前が付けられたフォルダが、新しく作成されています。

このフォルダの中に、一括変換した JPEG 形式(.jpg)のファイルが保存されています。

イメージプロセッサーダイアログボックスで、処理後の画像を保存する場所を選択した場合は、そのフォルダに一括変換したファイルが保存されます。

ファイル形式では、サイズ変更、PSD として保存、TIFF として保存なども選択できます。