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Adobe Photoshop CS5 ラスタライズとレイヤーの使い方

Adobe Photoshop CS5(アドビ フォトショップ CS5)の使い方を理解するために、メニューバーのレイヤーに収録された機能を見てみたいと思います。

Photoshop CS5 ラスタライズのサブメニュー

レイヤーのラスタライズ - Photoshop CS5 ユーザーガイド

メニューバー「レイヤー」のラスタライズとは、ベクトルデータ(テキストレイヤーやスマートオブジェクトなど)をラスタデータ(ビットマップ画像)に変換する機能です。

サブメニューでは、テキスト・シェイプ・塗りつぶし内容・ベクトルマスク・スマートオブジェクト・ビデオ・3D(Extended のみ)を選択でき、それぞれ対象をラスタライズします。

レイヤーは、選択したレイヤーの全てのベクトルデータをラスタライズする機能です。

すべてのレイヤーは、ベクトルデータを含むレイヤーを全てラスタライズする機能です。

Photoshop CS5 のレイヤーに基づく新規スライス

Web ページのスライス - Photoshop CS5 ユーザーガイド

レイヤーのレイヤーに基づく新規スライスとは、レイヤーベースのスライスを自動的に作成する機能です。

レイヤーパネルからレイヤーを選択して「レイヤー」-「レイヤーに基づく新規スライス」を実行すると、上の画像のようにレイヤーベースのスライスが作成されます。

レイヤーの内容を変更すると、作成されたスライスの領域も自動的に調整されます。

上の画像の例では「ファイル」-「Web およびデバイス用に保存」を選択すると、15 のファイルにスライスされて書き出されます。

自動作成されたスライスのサイズ変更などを行いたい場合は、レイヤーベースのスライスをユーザー定義のスライスに変換します。

ツールボックスのスライス選択ツール

ユーザー定義のスライスに変換するには、まずツールボックスからスライス選択ツールを選択します。

Photoshop CS5 オプションバーの変更ボタン

ユーザー定義のスライスに変換するスライスを選択して、オプションバーの変更を選択します。変更すると、スライスのサイズ変更や移動などが可能になります。

Photoshop CS5 ユーザー定義のスライスを調整

スライスのサイズを変更して、ヘッダーと各メニューにスライスを作成しました。

スライスをダブルクリックすると、スライスオプションダイアログボックスが表示されます。スライスオプションでは、寸法やスライスの背景タイプなどを変更できます。

ユーザー定義のスライスから書き出されたファイル

「ファイル」-「Web およびデバイス用に保存」から書き出すと、作成したスライスのとおり 6 つのファイルに書き出されます。

ウェブサイトを制作する際に、各メニューを別々のファイルで管理するより便利です。1枚の画像から各メニューを作成したい時にも、便利かと思います。