Cafi Netつながる情報技術

ReadyBoost の設定方法と解除方法

重くて遅い OS(基本ソフト)と言われる Windows Vista(ウィンドウズ ビスタ)の無料でできる高速化設定をご紹介していますが、ReadyBoost(レディブースト)に関しては USB メモリや CF(コンパクトフラッシュ)カードなどフラッシュメモリが必要です。

記憶装置のメモリを使用してコンピュータの速度を向上する - Windows Vista ヘルプ

ReadyBoost(レディブースト)とは、Windows Vista から搭載されたフラッシュメモリをハードディスクドライブキャッシュ領域の代わりに使用する機能です。

ReadyBoost により、ハードディスクのスピードの遅さを補うことが可能となり、動作の高速化(パフォーマンスの向上)が期待できます。

もともとメモリが少ない、メモリが増設できない(空きスロットがない)、PC が古くハードディスクの転送速度が遅い場合などに効果が期待できます。

ReadyBoost(レディブースト)の設定方法

システムの高速化を選択、もしくはリムーバブル ディスクを右クリック

  1. フラッシュメモリ(ここでは USB メモリ)を PC の USB ポートに接続
  2. 自動再生で「システムの高速化 - Windows ReadyBoost使用」を選択するか、スタートから以下の手順でリムーバブル ディスクのプロパティを開きます。
  3. コンピュータ
  4. リムーバブル ディスクを右クリック
  5. プロパティ
  6. ReadyBoost タブ

ReadyBoost の設定画面

  1. 「このデバイスを使用する」にチェック
  2. 「システム速度のために予約する領域」を選択
  3. OK をクリックで ReadyBoost の設定完了

リムーバブル ディスクのプロパティで ReadyBoost タブが表示されない場合は、サービスが停止になっていないか確認して下さい。

ReadyBoost が使用できない場合に表示される画面

上の画像は、ReadyBoost 非対応の USB メモリのケースです。「このデバイスには、システムの高速化に使用される必要なパフォーマンス特性がありません」と表示されます。

確実に ReadyBoost として利用したい場合は、ReadyBoost対応 USB メモリ(ReadyBoost対応の記載あり)から選択されることをお勧めします。

ReadyBoost(レディブースト)の解除方法

  1. スタート
  2. コンピュータ
  3. リムーバブル ディスクを右クリック
  4. プロパティ
  5. ReadyBoost タブ
  6. 「このデバイスを使用しない」にチェック
  7. OK をクリックで ReadyBoost の解除(無効)完了

ReadyBoost は設定も解除も簡単に行うことができます。高速化が期待できる環境の方は、試してみてはいかがでしょうか。