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デジタル一眼レフカメラの三脚

最終更新日 2013/6/11

単焦点レンズの使い方に続いて、ベルボン VS-443Q(三脚)のレビューです。

デジタル一眼レフカメラは、コンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼カメラより重たいので、しっかりとした三脚が必要になります。

脚が太く重たい三脚であれば、重たい機材も安心して載せることができます。

三脚が転倒してはいけませんので、予算の範囲でなるべくしっかりとした三脚を選択した方が良いと思います。

ベルボン VS-443Q

ベルボン株式会社 VS-443Q

当方は、室外で風景を撮影する他にも、室内で雑貨等を撮影するといった使用目的がありました。

そこで、アングルが自由自在なベルボン VS-443Q を選びました。

推奨積載は 3kg なので、手持ちのカメラとレンズの質量からして余裕があります。

上の写真は、ベルボン VS-443Q を縮めた状態と付属の三脚ケースです。

エレベーターを縮めた状態

上の写真は、三脚の脚をフル開脚(3段階の調整が可能)(最低高 24cm)した状態です。

エレベーターを縮めた状態では、花壇のブロックまでが限界です。

エレベーターを伸ばした状態

上の写真は、エレベーターを伸ばした状態です。

ストッパーを緩めてハンドルを回すと、エレベーターが最長 20cm まで伸びます。

エレベーターを伸ばすことで、花壇の花にかなり近づくことができました。

花壇のブロックと同じように、机に三脚の脚が当たってしまう場合でも、エレベーターを伸ばしてマクロ撮影等を行うことができます。

※エレベーターを伸ばしてカメラだけを被写体に近づけると、三脚のバランスは悪くなります。三脚の転倒には十分に注意して下さい。

雲台の角度も自由

エレベーターと雲台の角度を自由に変えられるので、自由自在なアングルを実現できます。

エレベーターの角度は、操作グリップを持って簡単に調整できます。ロックと解除も、操作グリップを回すだけなのでとても簡単です。

自由雲台の角度も、大型ストッパー付きで簡単に操作できます。

三脚の全高

全高(エレベーターを伸ばした状態)は 161cm です。

自由自在なアングルを実現できる代わりに、バランスが悪いのではないかと心配でしたが、脚とエレベーターを最も伸ばした状態でも安定しています。

クイックシュー(QRAシステム)により、カメラの着脱はワンタッチです。

他の部分の操作性もよく、個人的には満足しています。

リモートコードMC-DC2

リモートコードMC-DC2 | ニコンイメージング

手ブレ(カメラブレ)を防ぐには、リモートコードもあると便利です。

お手持ちのデジタル一眼レフカメラに対応した、リモートコードを選択して下さい。

三脚とリモートコードを使えば、シャッタースピードが遅くても手ブレせずに撮影できます。