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パソコンデータ保存用DVDの種類と選び方

ハードディスクの容量に関する、最新の特集はこちらです。
Cドライブの容量不足を解消 - windows xp 高速化

前ページの Cドライブの容量不足解消 2「外部メディアに保存してから、必要ファイルを削除」 を続けます。

前ページでは、USBメモリ、外付けハードディスク(HDD)、DVD の特徴を比較しました。

DVD は種類が様々なので、選択や操作に迷われないように特徴を記載したいと思います。

データ用メディア「DVD」の比較

DVD と CD の違い DVD と CD の違いは容量です。DVD は 4.7GB 、CD は 700MB です。つまり DVD は CD の7倍弱の容量があります。

1024 B = 1 KB
1024 KB = 1 MB
1024 MB = 1 GB
1024 GB = 1 TB

B(バイト)、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)と読みます。
データ用 と 録画用 Amazon などで DVD を見ると「データ用DVD」と「録画用DVD」があることに気づきます。

「データ用 DVD はパソコン用」「録画用 DVD は DVDレコーダー用」とお考え下さい。

つまり今回のようなパソコンのデータのバックアップをする場合は「データ用 DVD 」をご用意下さい。
+ と - の違い DVD を選ぶとき、DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW という - と + の違いに気づかれると思います。

- と + はその仕組みに差はありませんが、- は DVDフォーラム、+ は DVD+RWアライアンス が決めた規格です。(両者は対抗規格です)

ではどちらを選択するのかですが、DVDの記録速度(1-8倍速対応,1-16倍速対応など)も含め、ご自身のパソコンのDVDドライブが対応しているタイプを選ぶ必要があります。

(保障はできかねますが)最近のパソコンでは、マルチに対応しているものがほとんどかと思います。お勧めは互換性が高いとされる「 - 」です。
DVD-R
DVD+R
1度だけ書き込みが行える「追記型DVD」です。書き換えを行うことはできませんが、空き容量に追記は可能です。
DVD-RW
DVD+RW
データの書き換えが行える「書き換え可能型DVD」です。約1000回のデータ書き換えが可能とされています。
DVD-RAM フロッピーディスクのように、ファイルやフォルダ単位でのドラッグ&ドロップによる書き換えが可能です。約10万回のデータ書き換えが可能とされています。
対応ドライブ 最後にご自身の対応ドライブの確認方法ですが、説明書やメーカーで確認されると確かだと思います。

もしくは DVDドライブの外観にマークと共に記載がありませんでしょうか。またはマイコンピュータからドライブのプロパティをご覧になってみて下さい。

保障は出来かねますが、ご自身のパソコンのDVDドライブが対応しているタイプを確認できると思います。

書き込み・書き換えが可能なDVDドライブであれば、ライティングソフト(書き込みソフト)もインストールされているはずです。すべてのプログラムからご確認下さい。

前ページにも記載しましたが、個人的には 簡単さを求めるなら USBメモリ 、大容量を求めるなら 外付けハードディスク(HDD)、安さを求めるなら DVD という選択が良いと考えています。

外部メディアにデータを保存したら、必要なファイルもパソコンから削除します。削除した容量だけハードディスクの空き容量が増えます。

重要なデータは念のため複数の外部メディアに保存してから、ハードディスクの空き容量にお悩みの方は削除を行って下さい。