Illustrator CS5 のドキュメント設定とカラーモード

配置と書き出しの続きです。Adobe Illustrator CS5（アドビ イラストレーター CS5）の使い方を理解するために、メニューバー「ファイル」に収録された機能を見てみたいと思います。

Adobe Illustrator CS5 * スクリプトの使用

メニューバーのスクリプトでは、Flex 3（Web アプリケーションを開発するためのオープンソースフレームワーク）スキンの作成と書き出しや、FreeHand（2D のベクターイメージ編集ソフト）ファイルを AI として保存などを実行することができます。

ドキュメント設定とは、ドキュメントの設定を変更する機能です。「ファイル」-「ドキュメント設定」を選択すると、ドキュメント設定ダイアログボックスが表示されます。

アートボードを編集したい場合は、ダイアログボックスの「アートボードを編集」を選択します。（ツールパネルでアートボードツールを選択しても構いません）

アートボードの編集では、プリセット（レター/A4/B5 など）や方向（縦置き・横置き）の切り替え、新規アートボードの作成など様々な編集が可能です。

ドキュメントのカラーモードでは、ドキュメントのカラーモードを変更できます。CMYK カラーか RGB カラーを選択できます。

Adobe Illustrator CS5 * ファイル情報とメタデータ

ファイル情報では、ファイル情報ダイアログボックスからメタデータ（データについてのデータ）を追加することができます。

説明では、ドキュメントの検索に使用できるドキュメントタイトルや作成者などを設定できます。

著作権のステータスでは、不明・著作権取得済み・著作権フリーが選択できます。著作権情報と著作権情報 URL といった情報も入力できます。

IPTC（国際新聞通信委員会）タブでは、IPTC 連絡先（写真撮影者の連絡先情報）や IPTC イメージ（作成日やジャンルなどの詳細）を設定します。

作成元では、作成日・市区町村名・都道府県名・国やヘッドライン情報などを入力できます。

ファイル情報ダイアログボックスでは、その他さまざまなメタデータを追加できます。

プリントを選択すると、プリントダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスでは、プリント（印刷）に関する一連の設定を行うことができます。

プリンターから設定されているプリンターを選択して印刷するか、ファイルに出力する場合は Adobe PostScript（ポストスクリプト）か Adobe PDF を選択します。

プリントダイアログボックスオプションでは、トンボと裁ち落としやカラーマネジメントなどを設定できます。