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Illustrator CS5 のグラフデータの読み込み

グラフの作成方法の続きです。Adobe Illustrator CS5(アドビ イラストレーター CS5)の使い方を理解するために、メニューバー「オブジェクト」のグラフに収録された機能を見てみたいと思います。

Illustrator CS5 のメニューバー「オブジェクト」

メニューバー「オブジェクト」のグラフ

Adobe Illustrator CS5 * グラフデータの入力

グラフデータウィンドウの入力テキストボックス

グラフツールを選択して、ドラッグ&ドロップでグラフを作成するとグラフデータウィンドウが表示されます。

左上の入力テキストボックスに数値を入力すると、グラフが数値に合わせて変更されます。

データを入力するセルを移動するには、十字キーやマウスを使用します。

Tab キーを押すと、右のセルに移動します。Enter キーを押すと、下のセルに移動します。

テンキーの Enter キーを押すと、データが適用されてグラフが変更されます。

グラフデータウィンドウのデータの読み込み

データの読み込みにはテキストファイルを使用します。

Excel 2010 を使って作成したデータ

例として、Excel 2010 を使って作成したデータを読み込んでみたいと思います。

Excel を開いた状態でしたら、Excel のデータをコピーしてグラフデータウィンドウにペーストしてもグラフを作成できますが、今回は保存した状態とします。

ファイルの種類でテキストを選択して保存

Excel で「ファイル」-「名前を付けて保存」を選択します。

任意のファイル名を入力します。

ファイルの種類は「テキスト(タブ区切り)(.txt)」を選択して保存します。

Excel を閉じます。

Illustrator に Excel で作成したデータを読み込み

Illustrator に戻り、グラフツールでグラフを作成します。

グラフデータウィンドウの「データの読み込み」を選択します。

保存したテキストファイルを選択して「開く」をクリックします。

データの読み込みが完了したら、右端の「適用」を選択します。

Excel で作成したデータに基づいて、Illustrator にグラフが作成されます。

Illustrator CS5 のグラフ設定ダイアログボックス

グラフの種類を変更したい場合は、グラフツールをダブルクリックしてグラフ設定ダイアログボックスを表示します。

種類から、変更したいグラフの種類を選択します。

ダイアログボックスの OK を選択すると、グラフの種類が変更されます。

グラフデータウィンドウの行列置換

グラフデータウィンドウの「行列置換」を選択すると、行と列のデータが入れ替わります。右端の「適用」ボタンを選択すると、グラフが再作成されます。

xy を入れ換えを選択すると、散布図の X 軸と Y 軸が入れ替わります。

セル設定を選択すると、セル設定ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスでは、小数点以下の表示桁数とセル(表示のマス目)の幅を設定できます。

復帰を選択すると、直前に行った行列置換やセル設定が取り消されます。

データの読み込みを使用すると、Excel などで作成したデータを元に大まかなグラフのデザインを作成することができます。