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Windows 7 のシステム構成(msconfig)から常駐ソフト停止

Windows 7(ウィンドウズセブン)の無料でできる高速化設定です。

スタートアップフォルダから常駐ソフト(常駐プログラム)(自動実行プログラム)を停止(削除)する方法に続いて、システム構成(msconfig)のスタートアップから常駐ソフトを停止する方法です。不要な常駐ソフトを停止することで、起動の高速化が期待できます。

Windows 7 の起動時に、自動的に起動されるプログラム (常駐プログラム) を起動しないようにする方法 - マイクロソフト サポート オンラインにも記載がありますが、この操作は注意が必要です。

システム構成(msconfig)のスタートアップには、Windows やその他のソフトウェアの動作に必要な項目が含まれています。その為、解除すると予期せぬ不具合が起きるケースがあります。スタートアップ項目・製造元・コマンド・場所を確認し内容が分からないものは無効にされないことをお勧めします。

システム構成を使用する - Windows 7 ヘルプ
システム構成は、スタートアップの管理を目的としたプログラムではなく、問題の発見と切り分けを目的としたプログラムです。

システム構成(msconfig)からスタートアップ停止

システム構成(msconfig)のスタートアップのチェックをオフ

停止したスタートアップ項目はサンプルです。停止して良い項目は、ご自身の環境に応じても選択する必要があります。

システム構成から常駐ソフトを無効にする方法

  1. スタート
  2. プログラムとファイルの検索へ「 msconfig 」と入力して Enter キー
  3. システム構成の「スタートアップ」タブをクリック
  4. 解除したい常駐ソフトのチェックをオフ
  5. OK をクリック
  6. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動が必要な場合があります」と表示されたら「再起動」をクリックして、常駐ソフトの停止完了

スタートアップフォルダなどに停止したい常駐ソフトが見当たらない場合は、システム構成(msconfig)を確認して下さい。

スタートアップ項目をすべて無効にする

スタートアップ項目には、「すべて無効にする」のボタンがありますので試しに全て無効にしてみたいと思います。

理屈としては、スタートアップ項目が全て無効になれば、それだけ自動実行プログラム(常駐ソフト)を起動する負担がなくなるので起動が早くなるはずです。

※スタートアップ項目をすべて無効にすると、どのような結果になるかはご利用環境(スタートアップに含まれる項目など)によって異なります。試しにすべて無効にしてみますが、同じ操作はされないことをお勧めします。理解を深めるための記事としてご利用ください。

念のため、スタートアップ項目をすべて無効にする前に復元ポイントを作成したいと思います。

復元ポイントを作成する - Windows 7 ヘルプ

復元ポイントを作成する方法

  1. スタート
  2. コンピューターを右クリック
  3. プロパティ
  4. システムの保護(画面左メニュー)
  5. システムの保護タブの「作成」をクリック(システムのプロパティ)
  6. 復元ポイントを識別するのに役立つ説明を入力
  7. 作成をクリック
  8. 完了すると「復元ポイントは正常に作成されました」と表示されます。

システム構成(msconfig)のスタートアップをすべて無効にする

画像はクリックで拡大します。

すべてのスタートアップを無効にして再起動しましたが、エラーなどは表示されませんでした。※環境によって結果は異なります。

スタートアップ項目がすべて有効のときの通知領域の隠れているインジケーター

スタートアップ項目が全て有効の時の、通知領域の隠れているインジケーターは4つです。

スタートアップ項目がすべて無効のときの通知領域の隠れているインジケーター

すべて無効にすると、通知領域の隠れているインジケーターが Norton Internet Security だけになりました。

元に戻すには、再びシステム構成(msconfig)のスタートアップタブから「すべて有効にする」か、システムのトラブルが起こった場合は、予め作成しておいた復元ポイントを使って過去の状態に戻します。