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宛先を差し込み印刷する方法
最終更新日 2012/6/7
封筒の宛先と差出人の作成に続いて、宛先の差し込み印刷です。
Apache OpenOffice の文書ドキュメント(Writer)の使い方を確認します。
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宛先を差し込み印刷するには、まずデータベースを作成します。
データベース(Base)を起動します。
ここでは、ウィザードを使用してテーブルを作成しました。
テーブルのフィールドを選択で、個人用/住所/使用可能なフィールドからフィールドを選択します。
ここでは、名前/郵便番号/住所/電話番号を選択しました。
サンプルとして、10人分の住所録を作成しました。
データベース(Base)で、ファイル/新規作成/文書ドキュメントを選択します。
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Writer を起動したら、ツール/オプション/OpenOffice.org Base/データベースからデータベースを登録します。
新規作成をクリックすると、データベースリンクを作成ダイアログボックスが表示されます。
ブラウズをクリックして、データベースを選択します。
データベースが表示されたら、OK をクリックします。
登録されたデータベースの一覧に、選択したデータベースが表示されます。
データベースにアクセスできる状態になりました。
オプションダイアログボックスを OK で閉じます。
封筒ダイアログボックスを表示します。
封筒タブの宛先を選択します。
登録したデータベースとテーブルを選択します。
データベースフィールドで、郵便番号を選択して矢印をクリックすると宛先に追加されます。
同じように、住所と名前も追加します。
宛先に ID と電話番号は必要ないので、ID と電話番号は追加しません。
書式タブに、切り替えます。
書式タブでは、文字サイズや封筒サイズを設定します。
文字のスタイルは、宛先/編集/文字から設定します。(ドキュメント内で通常の編集も可能です)
封筒サイズは、幅と高さを直接入力しました。
設定が完了したら、封筒ダイアログボックスの新ドキュメントをクリックします。
封筒のデザインで、新しいドキュメントが作成されます。
宛先と差出人の位置は、枠を選択してドラッグ&ドロップで移動できます。
宛先と差出人の文字は、テキストを選択して変更できます。
ここでは、前回と同じように横書きから縦書きに変更しました。
枠のサイズが自動的に変わらないように、枠ダイアログボックスの自動サイズのチェックを外しました。
宛先に「様」がなかったので、「様」を追加しました。
ファイル/印刷をクリックすると、上の画像のように「ドキュメントにアドレスデータベースのフィールドが含まれています。差し込み印刷を実行しますか。」と表示されます。
はいをクリックすると、差し込み印刷ダイアログボックスが表示されます。
ここでは、すべてのレコードを選択して OK をクリックしました。
宛先は10通分なので、10ページのはずですが、自動的に空白ページが追加されて19ページになりました。
この場合は、印刷ダイアログボックスの OpenOffice.org Writer タブで、空白ページを印刷のチェックを外します。
印刷をクリックすると、差し込み印刷が開始されます。
自動的に宛先を入れ替えながら印刷できるので、数が多い場合は便利です。
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