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メールの保存先移動でCドライブの容量不足を解消
Cドライブの容量不足に悩まれている方は、外部メディアに保存してハードディスクの容量不足を解消するのが、設定もなく手軽で良い方法かと個人的には考えています。
ただ、Outlook Express(アウトルック エクスプレス)の送受信データの保存先を Dドライブへ変更することで Cドライブの空き容量を増やすことはできます。
※Cドライブの容量不足を解消する作業を開始する前に、念のため重要ファイルだけでも外部メディアを利用してバックアップをとられることをお勧めいたします。
「スタート」-「マイコンピュータ」-「ローカル ディスク (D:) をダブルクリック」-「右クリック」-「新規作成」-「フォルダ」-「新しいフォルダ [ mail ] フォルダを作成」します。
この mail フォルダが、新しい Outlook Express の送受信データの保存先となります。
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電子メール Outlook Express を起動します。解説に使用しているバージョンは、Outlook Express 6 です。
バージョンは「ヘルプ」-「バージョン情報をクリック」で確認できます。
「ツール」-「オプションをクリック」します。
「メンテンナンス タブをクリック」-「保存フォルダをクリック」します。
保存場所が表示されるので「変更をクリック」します。
フォルダの参照の ローカル ディスク (D:) 「mail」を選択して「OK」をクリックします。
保存場所が変更されたのを確認し「OK」をクリックします。
「新しいストアの場所は Outlook Express の再起動後に有効になります」の「OK」をクリックします。
オプションを「OK」で閉じます。
Outlook Express を一度閉じて再度起動すると、保存場所が D:\mail に変更されたことが確認できます。
ローカル ディスク (D:) の mail フォルダを開くと、移動したデータが確認できます。
以上で、Outlook Express の送受信データの保存先を Dドライブへ変更する設定は完了です。
以下は別の操作です。
Outlook Express を最適化することでも、ハードディスクの空き容量を増やすことができます。
ただ、最適化を行うことでメッセージが消えた例も報告されていますので、重要なメールを Outlook Express で扱っている方は注意が必要です。
マイクロソフト サポート オンライン の関連ページ
Outlook Express で電子メール メッセージが受信トレイから消失する
Outlook Express 6 からメールが消えてしまった場合に備えて、メールデータを別の場所に保存する方法
別の場所に保存した Outlook Express のメール データを復元するには
「ファイル」-「フォルダ」-「すべてのフォルダを最適化する」をクリックすると、Outlook Express の最適化が始まりハードディスクの容量不足を解消できます。
ご利用環境によっては、最適化に時間がかかるケースもありますので完了までお待ちください。
Outlook Express の送受信データを Dドライブへ移動して、Cドライブの容量不足を解消する設定をご紹介しましたが、今度は Dドライブの負担が増えることに違いはありません。
そこでもし可能であれば、ハードディスクの容量が気になる方はフリーメールを使用されることをお勧めいたします。
フリーメールには無料の保存容量が用意されているので、ご自身のハードディスクを圧迫する心配はありません。
個人的な使用感とはなりますが、フリーメールで最もお勧めなのは、Google のメールサービス Gmail です。
お勧めする一番の理由は、迷惑メール対策(フィルター)がしっかりしていることです。また、ラベルを利用したメールの整理も大変便利です。
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