ピボットテーブルの使い方
最終更新日 2012/7/9
メニューバー「データ」のグループ化に続いて、ピボットテーブルです。
Apache OpenOffice の表計算ドキュメント(Calc)の使い方を確認します。
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メニューバー「データ」のピボットテーブルは、ドラッグ&ドロップでデータを配置して集計・分析を行う機能です。
元のデータに影響を与えず、簡単な操作で大量のデータの中から知りたいデータを抽出できます。
サンプルデータを使って、ピボットテーブルを作成します。
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分析するデータを選択/データ/ピボットテーブル/作成で、ソースの選択ダイアログボックスが表示されます。
現在の選択範囲にチェックを入れたまま OK をクリックします。
Pivot Table ダイアログボックスが表示されます。
フィールドボタンを、ドラッグ&ドロップでレイアウトに配置します。
ここでは、ページフィールド「社名」/行フィールド「担当者」/列フィールド「商品名」/データフィールド「売上」という配置にしました。
配置したフィールドボタンを選択してオプションをクリックすると、各フィールドのオプションを設定するダイアログボックスが表示されます。
例えばデータフィールドを選択してオプションをクリックすると、データフィールドダイアログボックスが表示されます。
データフィールドダイアログボックスでは、合計/総数/平均値/最大値/最小値といった計算方法を選択できます。
詳細をクリックすると、詳細設定が表示されます。
詳細設定では、選択範囲や結果貼り付け先などを変更できます。
ここでは、結果貼り付け先のみ変更しました。
Pivot Table ダイアログボックスの OK をクリックして、ピボットテーブルを作成します。
結果貼り付け先に、ピボットテーブルが作成されました。
上の画像の例のように、「担当者別の売上」と「商品別の売上」を一目で把握できるようになりました。
結果はさらに、フィルタで絞り込むことができます。
社名で「B社」を選択しました。
上の画像の例のように、「B社」だけの集計結果が表示されます。
フィルタを使用することで、各社の数値を分析することができます。
同じデータを使って、ピボットテーブルを複数作成することもできます。
ピボットテーブルは、大変便利なクロス集計機能です。
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