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Illustrator CS5 の 3D 効果の使い方
Adobe Illustrator CS5(アドビ イラストレーター CS5)の使い方を理解するために、メニューバー「効果」に収録された機能を見てみたいと思います。
Adobe Illustrator CS5 * 効果について
メニューバー「効果」の前回の効果を適用とは、前回適用した効果を別のオブジェクトに適用する機能です。
前回の効果とは、前回適用した効果の設定を変更して適用する機能です。
ドキュメントのラスタライズ効果設定では、オブジェクトにラスタライズ効果を適用する際の設定を行います。
ドキュメントのラスタライズ効果設定ダイアログボックスが表示されます。
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ダイアログボックスでは、カラーモード・解像度・背景・アンチエイリアス・クリッピングマスクを作成・オブジェクトの周囲に追加などを設定することができます。
Adobe Illustrator CS5 * 効果のクイックリファレンス
メニューバー「効果」の 3D には、押し出し・ベベルと回転体が用意されています。
「効果」-「3D」-「押し出し・ベベル」を選択すると、3D 押し出し・ベベルオプションダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックスでは、回転角度の指定や押し出しの奥行きなどを設定することができます。
設定した 3D 効果を編集したい場合は、オブジェクトを選択してアピアランスパネルの 3D 押し出し・ベベルを選択します。
「効果」-「3D」-「回転体」を選択すると、3D 回転体オプションダイアログボックスが表示されます。
回転体では、パス(輪郭線)の回転によって 3D オブジェクトを作成します。
上の画像の例では、左側がペンツールで描いたパスです。左のパスを 3D 回転体オプションダイアログボックスで調整したのが右側のオブジェクトです。
パスを 360°回転させることで、コマのようなオブジェクトになりました。
3D 回転体オプションダイアログボックスの位置では、プルダウンメニューから自由回転・前面・背面・左面・右面・上面・底面などを選択することができます。
これにより、3D 回転オブジェクトを様々な回転角度に調整することができます。もちろん、マウス操作によって自由に回転角度を調整することもできます。
回転体の角度は 360°に設定されていますが、角度を変更するとカットしたようなオブジェクトを作成できます。
左側のオブジェクトは、楕円形ツールで真円を描き、はさみツールで半分にカットしたオブジェクトです。
中心のオブジェクトは、3D 回転体オプションで 360°回転させたオブジェクトです。
右側のオブジェクトは、3D 回転体オプションで 90°回転させたオブジェクトです。
ダイアログボックスの詳細オプションでは、表面をワイヤフレームや陰影から選択したり新規ライトの設定も行うことができます。
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