Adobe Photoshop CS5 ワープテキストの使い方

アンチエイリアスの続きです。Adobe Photoshop CS5（アドビ フォトショップ CS5）の使い方を理解するために、メニューバー「レイヤー」のテキストに収録された機能を見てみたいと思います。

テキストのワープとワープの解除 - Photoshop CS5 ユーザーガイド

メニューバー「レイヤー」のテキストのワープテキストとは、テキストをワープ（歪みやねじれ）する機能です。

「レイヤー」-「テキスト」-「ワープテキスト」を選択すると、上の画像のようにワープテキストダイアログボックスが表示されます。

文字ツールのオプションバーから表示しても構いません。

スタイルはプルダウンメニューから、数多く選択することができます。

各スタイルで、水平方向と垂直方向の切り替え、カーブ、水平方向のゆがみ、垂直方向のゆがみを調整することができます。

上のテキストレイヤー「WARP TEXT」をワープしてみたいと思います。

ワープスタイル「円弧（えんこ）」の水平方向です。カーブは + 50 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは - 50 % です。

円弧は、円周の一部分です。テキストレイヤーが弧を描きます。

ワープスタイル「円弧（えんこ）」の垂直方向です。カーブは + 30 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは - 30 % です。

円弧を垂直方向に切り替えると、水平方向とは全く違った効果が得られます。

ワープスタイル「下弦（かげん）」の水平方向です。カーブは + 50 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは + 20 % です。

下弦は、満月の後の半月です。弦が下向きになります。

ワープスタイル「上弦（じょうげん）」の水平方向です。カーブは + 50 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは + 10 % です。

上弦は、満月に至る半月です。下弦とは逆で、弦が上向きになります。

ワープスタイル「でこぼこ」の水平方向です。カーブは + 80 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは 0 % です。

でこぼこを適用すると、画像のようにテキストが前に押し出されたような効果が得られます。

ワープスタイル「旗」の水平方向です。カーブは + 80 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは 0 % です。

旗を適用すると、旗が揺れたようにテキストが変更されます。

ワープスタイル「魚眼レンズ」です。カーブは + 30 % 、水平方向のゆがみは 0 % 、垂直方向のゆがみは 0 % です。

魚眼レンズを適用すると、魚眼レンズ（フィッシュアイレンズ）で見たようにテキストに効果が適用されます。

他にもスタイルは色々とありますし、水平方向と垂直方向を切り替えるだけでも大きく印象が異なります。プレビューを確認しながら、テキストレイヤーにさまざまな効果を適用してみてはいかがでしょうか。

テキストのすべてのテキストレイヤーを更新とは、旧バージョンで作成したビットマップテキストレイヤーを読み込んだときに、ベクトルタイプへ変換する機能です。

テキストの見つからないフォントの置き換えとは、見つからないフォント（インストールされていないフォント）がある多数のレイヤーを、使用可能なフォントへ置き換える機能です。