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Camera Raw 機能の補正ブラシ
最終更新日 2013/7/9
編集ツールの赤目修正に続いて、補正ブラシの使い方です。
解説には Adobe Photoshop CC の Camera Raw 8.0 を使用します。
補正ブラシとは、ブラシを使って部分補正を行うツールです。
写真全体ではなく、部分的に補正できます。
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例として、花の右側を明るくします。
まず、補正ブラシを選択します。
Camera Raw の画面右側に、調整項目が表示されます。
ブラシのサイズとぼかしを調整します。
花の右側を、ブラシで塗ります。
塗った部分が分かりやすいように、マスクを表示にチェックを入れました。
調整するときは、マスクを表示のチェックを外します。
プレビューを確認しながら、露光量やコントラストなどをスライダーで調整します。
上の画像のように、花の右側が明るくなりました。
露光量を上げれば、更に明るくすることもできます。
別のポイントを補正したいときは、「新規」にチェックを入れます。補正する場所をクリックすると、新しいピンが作成されます。
後で調整をやり直すときは、ピンをクリックしてアクティブ(白から緑)にします。
削除したい場合は、ピンをアクティブにして Deleteキーを押します。
複数のピンをすべて削除したい場合は、「すべてを消去」をクリックします。
露光量やコントラストといった調整内容は、保存して再利用できます。(ブラシのサイズは保存されません)
設定メニュー/新規部分補正設定をクリックすると、新規部分補正プリセットダイアログボックスが表示されます。
名前を入力して OK をクリックします。
保存した新規部分補正プリセットは、他の写真でも使用できます。
段階フィルターや円形フィルターでも使用できます。
段階フィルターとは、段階的に効果を適用するフィルターです。
「赤」のピンと点線から、「緑」のピンと点線へ向けて、徐々に効果が強くなります。
Camera Raw の画面右側で、適用する効果(露光量やコントラストなど)を調整します。
効果を適用する範囲は、ピンで自由に動かすことができます。
角度や範囲だけを変更することもできるので、マウスカーソルの変化に注目してください。
オーバーレイを表示のチェックを外すと、赤と緑のピンが非表示になります。
プレビューのチェックを外すと、適用した効果の影響がよくわかります。
補正ブラシと同じように、後で調整をやり直すときは、ピンをクリックしてアクティブにします。削除の方法も、補正ブラシと同じです。
段階フィルターは、写真に自然な効果を適用できます。
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