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スポット修正で写真を修復する方法

最終更新日 2013/7/7

編集ツールの切り抜きツールに続いて、角度補正ツールの使い方です。

解説には Adobe Photoshop CC の Camera Raw 8.0 を使用します。

Creative Suite * Camera Raw の紹介 - Adobe

角度補正ツール

角度補正ツールとは、写真の傾きを補正するツールです。

水平または垂直にしたい対象物に合わせて、線を引きます。(例:水平線を水平にしたいなど)

切り抜きツールがアクティブになるので、ダブルクリック(または Enterキー)で切り抜いて完成です。

やり直したい場合は、切り抜きツールの「切り抜きを消去」をクリックします。

スポット修正で修復する部分

スポット修正とは、汚れや不要な部分を修復するツールです。

まず、修復する部分を選択します。

上の画像の例では、パイプ(削除したい)を選択しました。

補足:円形ではなく自由な範囲が選択できるのは、Adobe Photoshop CC の新機能です。

修復に使用する部分

上の画像のように、修復に使用する部分が自動的に判断されます。

修復する部分が赤の点線で、修復に使用する部分が緑の点線です。

キーボードの「/」を押すと、修復に使用する部分が変更されます。(マウスを使って変更することもできます)

修復結果を確認

修復結果が良ければ、他のツールを選択して修復を完了します。

一度完了した修復をやり直したい場合は、修復ツールを選択して「白いピン」をクリックします。

修復を削除したい場合は、Deleteキーで削除します。

複数の修復をまとめて削除したい場合は、「すべてを消去」ボタンをクリックします。

コピースタンプ(スポット修正の種類を切り替え)を使用して、オブジェクトを複製することもできます。

赤目修正

赤目修正とは、フラッシュにより赤く写った目を修正するツールです。(白や緑に写った動物の目も修正できます)

目全体と顔の輪郭の一部を含めて囲むと、赤目の部分を上手く選択できるかと思います。

選択範囲は、切り抜き範囲を調整するように、マウスを使って変更できます。

赤目を選択できたら、「瞳の大きさ」と「暗くする量」をスライダーで調整します。

「オーバーレイを表示」のチェックを外すと、スライダーでの調整結果が分かりやすいかと思います。

再調整または削除(Deleteキー)したい場合は、選択範囲をクリックしてアクティブにします。

「すべてを消去」をクリックすると、すべての赤目修正が削除されます。

赤目修正は、簡単に赤目が修正できる便利なツールです。