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Fireworks CS5 のマスクと透過処理
Adobe Fireworks CS5(アドビ ファイアーワークス CS5)を使って、写真を角丸長方形(角の四隅を丸く)にし、四隅を透過処理する手順です。完成した透過 GIF は、ウェブサイトはもちろんワードなどでも使用できます。
現在、このように長方形の状態です。まずは、角丸長方形(透過処理なし)を作成する手順を記載します。
上の画像は、Fireworks CS5 のキャンバス(カンバス)部分です。
- ドラッグ&ドロップ、もしくは「開く」から Fireworks で写真を開きます。
- 角丸長方形を写真に重ねます。(ベタ塗りホワイト・枠線なし)
- 「選択」-「すべて選択」
- 「変更」-「マスク」-「マスクとしてグループ化」
- 「ファイル」-「書き出しウィザード」、もしくは「右クリック」-「長方形スライスを挿入」-「選択したスライスの書き出し」から書き出すと以下の画像となります。
写真の四隅は角丸になりましたが、背景がグリーン(#390)なので四隅が白く目立ちます。
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四隅を透過処理して背景と馴染ませる手順です。「マスクとしてグループ化」するまでは同じ手順です。
- 「マスクとしてグループ化」したら、「ファイル」-「書き出しウィザード」をクリックします。
- 書き出しウィザード「続行」「続行」「終了」と進みます。
- 画像プレビューで「形式」を「GIF」に変更します。
- 同じく画像プレビューで「マット」を「今回の背景色と同じグリーン(#390)」に変更します。
- 同じく画像プレビューで「透明カラーを選択」をクリックして、プレビューの四隅(マットカラー部分)をクリックします。
- 四隅が透明になったら「書き出し」をクリックして完了です。
以上で、写真を角丸長方形(角の四隅を丸く)にし、四隅を透過処理する作業が完了しました。
「マスクとしてグループ化」は、もちろん角丸長方形でなくとも「楕円形」「L字」「多角形」「ドーナツ」「スパイラル」などでも可能です。
上の画像は、スパイラルを重ね「マスクとしてグループ化」した画像です。
Fireworks CS5 に記載の通り、透過処理した画像(背景カラーが透明な画像)を書き出す場合は、GIF 形式となります。JPEG 形式では、透明カラーはサポートされていません。
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