Adobe Photoshop CS5 のアニメーションパネルの使い方

アクションパネルの続きです。Adobe Photoshop CS5（アドビ フォトショップ CS5）の使い方を理解するために、メニューバー「ウィンドウ」に収録された機能を見てみたいと思います。

メニューバー「ウィンドウ」のアニメーションを選択すると、アニメーションパネルが表示されます。

アニメーションパネルでは、画像が連続表示されるアニメーションを編集することができます。

今回は、Photoshop でアニメーション GIF を作成してみたいと思います。

作業手順は以下の通りです。ご参考になれば幸いです。

レイヤーパネルで背景をダブルクリックして、新規レイヤーダイアログボックスから通常のレイヤーに変換します。

レイヤーパネルで変換した通常のレイヤーをダブルクリックして、レイヤースタイルダイアログボックスを表示します。

レイヤースタイルダイアログボックスのグラデーションオーバーレイで、青と白のグラデーションを作成します。

ファイル／配置から、ヨットの画像を配置します。

アニメーションパネルのヨットのレイヤーの横にある、三角ボタン（赤の丸で囲ったボタン）を選択します。

位置／不透明度／スタイルと並んでいますが、位置の左横にある時計のアイコンを選択します。

「時間インジケーターを移動」して「オブジェクトを移動」という操作を繰り返します。

そうすることで、１秒の時のオブジェクトの位置、２秒の時のオブジェクトの位置、３秒の時のオブジェクトの位置といった内容が指定できます。

今回は細かく区切っていますが、真っ直ぐ横に移動するだけでしたら、時間インジケーターを最後まで移動してオブジェクトを移動すれば完了です。

「時間インジケーターを移動」して「オブジェクトを移動」という作業を１０回行いました。

再生ボタンかスペースキーで、アニメーションを確認できます。

停止ボタンかスペースキーで、アニメーションを停止します。

不透明度を設定する場合も、操作は同じです。

アニメーション GIF として書き出します。

ファイル／Web およびデバイス用に保存を選択します。

Web およびデバイス用に保存ダイアログボックスの右上で、ファイル形式 GIF を選択します。

ダイアログボックス右下では、アニメーションのループオプションを設定することができます。

ループオプションでは、一度／無限／その他を選択できます。その他を選択すると、ループ数を設定ダイアログボックスから再生回数を設定できます。

こちらが今回作成したアニメーション GIF です。

ひとつのオブジェクトしか動かないシンプルな例ですが、複数のオブジェクトを追加したり不透明度なども設定することができます。

とても簡単な操作でアニメーション GIF を作成できるので、作成されたい方はアニメーションパネルを使用してみてはいかがでしょうか。