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Adobe Photoshop CS5 変形機能とレイヤーを自動整列

パペットワープ機能の続きです。Adobe Photoshop CS5(アドビ フォトショップ CS5)の使い方を理解するために、メニューバーの「編集」に収録された機能を見てみたいと思います。

Photoshop CS5 メニューバー「編集」

Photoshop CS5 メニューバー「編集」の変形

変形の適用 - Photoshop CS5 ユーザーガイド

メニューバー「編集」の変形には、サブメニューのコマンドとして再実行・拡大/縮小・回転・ゆがみ・自由な形になどが収録されています。

再実行は、変形を繰り返し適用する機能です。

拡大・縮小は、オブジェクトの拡大と縮小を調整します。

Shift キーを押しながら拡大・縮小を行うと、オブジェクトの縦横比が維持されます。

回転は、オブジェクトを回転させます。

回転は基準点に従って行われるので、基準点(オブジェクトの中心の点)を移動させることで、回転の仕方も変わります。

Photoshop CS5 ゆがみの基準点

ゆがみは、オブジェクトを上下左右に傾ける機能です。

自由な形には、オブジェクトをあらゆる方向に伸縮できる機能です。

Photoshop CS5 変形の遠近法を使用

遠近法は、オブジェクトに遠近法を適用する機能です。

Photoshop CS5 変形のワープを使用

ワープは、オブジェクトを歪めたりねじったりといった操作が可能な機能です。

ワープを使用して、芝生をめくったように変形させた画像です。他にも様々な変形が可能です。

変形のワープを使った曲線へのテキスト貼り付け

ワープを使って、テキストをコーヒーカップの曲線に合わせて貼り付けました。入力したテキストをスマートオブジェクトに変換し、ワープで変形しました。

テキストではなく写真を貼り付けることも可能ですし、その他にもとても自由な変形が可能なので役立つ機会は多いのではないでしょうか。

180°回転・90°回転(時計回り)・90°回転(反時計回り)は、オブジェクトを回転する機能です。長方形選択ツールやクイック選択ツールで選択した範囲だけを回転させることもできます。

水平方向に反転・垂直方向に反転は、左右・上下に反転する機能です。垂直方向に反転は、反射ロゴの作成でもよく使われる機能です。

Photoshop CS5 レイヤーを自動整列ダイアログボックス

画像レイヤーの自動整列 - Photoshop CS5 ユーザーガイド

メニューバー「編集」のレイヤーを自動整列は、自動設定・遠近法・コラージュ・円筒法・球面法・位置の変更といった方法で画像を結合する機能です。

整列させるレイヤーを、Shift キーか Ctrl キーを押しながら選択します。「編集」-「レイヤーを自動整列」を選択すると、レイヤーを自動整列ダイアログボックスが表示されます。

Photoshop CS5 レイヤーを自動合成ダイアログボックス

レイヤーの自動合成 - Photoshop CS5 ユーザーガイド

メニューバー「編集」のレイヤーを自動合成は、パノラマ画像に合成したり、合成画像の被写界深度(ピントが合っている幅)を拡張できる機能です。

シームレスな(つなぎ目のない)トーンとカラーは、レイヤー同士のつなぎ目の色調・階調を自動的に補正するオプション機能です。