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Adobe Photoshop CS5 のファイルメニューの機能と使い方

Adobe Photoshop CS5(アドビ フォトショップ CS5)の使い方を理解するために、メニューバーの「ファイル」に収録された機能を見てみたいと思います。

Photoshop CS5 メニューバーのファイル「新規」

ファイルメニューの上部には、ファイルを開くメニューが並びます。

Photoshop CS5 新規ダイアログボックス

画像の作成 - Adobe Photoshop CS5 ユーザーガイド

新規を選択すると、新規ダイアログボックスが表示されます。

プリセットには、Photoshop 初期設定・US 標準用紙・日本標準用紙(A4/B5/ハガキなど)・Web・モバイルとデバイス・フィルムとビデオなど、予め定義された設定が並びます。

Device Central は、携帯電話などのコンテンツを作成してプレビューするソフトウェアです。右側の Device Central を選択すると、Adobe Device Central が起動します。Device Central CS5 ユーザーガイド

幅・高さ・解像度・カラーモード(RGB/CMYK/グレースケールなど)・カンバスカラー(白/背景色/透明)を選択して、新規画像を作成します。

詳細では、カラープロファイルとピクセル縦横比の設定が可能です。

Photoshop CS5 新規ドキュメントプリセットの保存

設定が完了したらそのまま OK で新規作成でも良いですが、「プリセットを保存」から設定を保存しておくことも可能です。

保存したプリセットは、新規ダイアログボックスのプリセットから選択できるようになります。

プリセットを削除する場合は、プリセットを選択して「プリセットを削除」を選択します。

Photoshop CS5 ファイルを指定形式で開く

指定形式で開くは、ファイルが実際の形式とは異なる拡張子で保存されていて開けない場合や、ファイルに拡張子がなくてフォトショップで開けない場合に、適切な形式を選択して認識させる機能です。

間違った形式を選択したり、ファイルが破損している場合は開けないこともありますが、フォトショップで認識され開ける可能性もあります。

ファイル形式モジュールでファイルの解析を実行できません。

上の画像は、実際には JPG ですが gif や png といった拡張子が付いているファイルをフォトショップで開こうとした時に表示される画面です。

「要求された操作を完了できません。ファイル形式モジュールでファイルの解析を実行できません。」となります。

有効な Photoshop ドキュメントではありません。

実際には JPG ですが、フォトショップの拡張子 psd が付いている場合は上の画面が表示されます。

「要求された操作を完了できません。有効な Photoshop ドキュメントではありません。」となり、ファイルは開けません。

このような場合に「指定形式で開く」を選択し、正しい拡張子である JPEG(JPG)(ジェーペグ)を指定するとフォトショップでファイルを開くことができます。

Photoshop CS5 スマートオブジェクトとして開く

スマートオブジェクトについて - Photoshop CS5 ユーザーガイド

スマートオブジェクトとして開くは、ファイルを非破壊編集が可能なスマートオブジェクトとして開く機能です。

スマートオブジェクトの非破壊編集の例

左右同じファイルですが、左側は「スマートオブジェクトとして開く」から開き、右側は「開く」から開いた画像です。

両方の画像を、同じサイズに縮小して、改めて拡大しました。

右側の画像は画質が劣化しましたが、スマートオブジェクトとして開いた左側の画像は、元の画像のコンテンツが保持されるため画質が保持されています。