メモリの増設方法1「メモリの選び方」

無料でできる高速化設定を行うと、パソコンの動作は早くなります。

しかし、Windows Aero（エアロ）を無効にするなど視覚効果は落ちます。

パソコンの動作は快適になりますが、それは視覚効果よりパフォーマンスを優先した結果といえます。（視覚効果に関係のない無料でできる高速化設定もあります）

「視覚効果は落としたくないけど、パソコンの動作は重く遅いので不満」「動かしたいソフトが重たすぎて高速化設定だけでは対応できない」という場合は、メモリを増設することで大幅なパフォーマンスの向上が期待できます。（効果は環境によって異なりますが、メモリの増設は高速化にとても効果的です）

メモリ増設ができない（空きスロットがない）のであれば ReadyBoost（レディブースト）を試してみると良いかと思います。

メモリの増設方法　メモリの選び方

メモリを増設するには、「空きスロットがあること」「使用しているパソコンに対応したメモリを選ぶこと」「最大メモリを知ること（機種によって異なります）」が必要になります。

空きスロットがなければメモリは増設できません。（容量の大きなメモリに交換できる場合は除きます）

使用しているパソコンに対応したメモリでなければ、増設できずメモリが無駄になります。

最大メモリを超えたメモリを搭載したことがありませんし、機種によってどうなるかは異なるかと思いますが、おそらく超えた分が無駄になるか正常に動作しない恐れがあります。

メーカーサイトの製品スペック「搭載メモリ」、もしくは取扱説明書（マニュアル）に空きスロット・対応メモリ・最大メモリに関する記載があると思いますので確認して下さい。

対応メモリは、検索して調べることもできます。

メモリー総合情報サイト | BUFFALO バッファロー

増設メモリ対応検索 ≪メモナビ≫ - ELECOM WEB SITE!

対応情報（対応製品検索システムPIO）｜アイ・オー・データ機器

対応メモリ検索サイトで「メーカー」「型番・モデル名（パソコンの表か裏に張られているラベルなどで確認）」「タイプ（デスクトップパソコン・ノートパソコン）」「発売年月日」といった情報を入力して検索すると対応メモリが分かります。

今回、当方でメモリの増設を行う MSI Notebook の 15.6インチワイド液晶 Wind C Series CR500 C50T33-HUBS は、メーカーサイトと販売元で確認すると以下の情報が分かります。

DDR2-667 1GB
SO-DIMMスロット×2（空きスロット 1）
最大メモリ 4GB

DDR2-667（PC2-5300）がメモリの種類です。

SO-DIMM は、ノートパソコン向けの増設メモリ規格です。DIMM はデスクトップパソコン向けの増設メモリ規格で、それを小さくしたものが SO-DIMM です。

現在のメモリが 1GB で、空きスロットが１なので、今回は DDR2-667（PC2-5300）の 2GB を増設したいと思います。

Amazon で「DDR2-667」と検索して、BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300 (DDR2-667) 2GB D2/N667-2G/E を購入しました。

※デュアルチャネル対応のパソコンで、デュアルチャネルとして利用する場合は、同じ規格・同じ容量のメモリである必要があります。デュアルチャネルとは、２枚で１つのメモリとして扱うことでデータ転送速度を向上させる技術です。

メモリ増設に関してはどこまで回答が得られるか分かりませんが、ご不明な点なメーカーに問い合わせされると良いかと思います。メモリを増設した場合、メーカー保証期間内でもメーカー保証が無効になるケースがありますのでご注意ください。

日曜日でしたが注文日当日に入金確認と発送完了の連絡がありました。商品代も安く送料も無料、銀行振込の手数料も無料です。増設メモリが届き次第、写真付きで設置例をご紹介します。