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メモリの増設方法2「メモリの設置方法」

前ページの増設メモリの選び方にて、BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300 (DDR2-667) 2GB D2/N667-2G/E を購入しました。

日曜日の注文でしたが、翌日の月曜日に増設メモリが届きました。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300 (DDR2-667) 2GB

箱の横に本製品の取り付け方が記載されています。保証書も箱に印刷されています。

メモリ増設の注意点 「静電気による故障防止」
増設メモリもパソコンの内部も静電気に弱く、静電気により故障する恐れがあります。作業を開始する前に、ドアノブなどの金属にしばらく触れるなどして体の中の静電気をカットしておく必要があります。静電気の発生しやすい季節は特に注意し、念のため服装にも注意されると良いと思います。

ノートパソコンのバッテリーを外し、精密ドライバーを用意

バッテリーをノートパソコンから外します。精密ドライバーは100円均一で購入したものです。他に必要な道具は特にありません。

ノートパソコンのカバーを外し、空きスロットを確認

ノートパソコンのカバーを外しました。赤の四角で囲った部分が、メモリスロットです。

メーカーのスペックに記載のとおり、空きスロットが 1つあります。

このパソコンはカバー全体を外す必要がありましたが、パソコンによってはメモリ部分のみカバーが外れるものもあります。

空きスロットが奥にあるので、手前のメモリを外す

空きスロットが奥にあったので、まず手前のメモリを外しました。

左右のストッパー(フック)を外せば簡単に外れます。

力は要りませんので、無理に力を入れてストッパーなどが故障しないよう注意してください。

メモリの切り欠き部分を合わせて差し込む

メモリ増設の注意点 「メモリの切り欠き部分」
メモリの切り欠きと、スロットの突起が合うように差し込みます。
写真だけでは設置イメージが沸かない方は、YouTube で「メモリ増設」と検索して動画を何本かご覧になると良いと思います。

メモリは垂直ではなく斜めに差し込む

垂直ではなく、斜めにメモリを差し込みます。垂直に押し込もうとしても入りませんので注意してください。

※デスクトップパソコンなど、メモリとスロットを垂直に差し込むケースもあります。ノートパソコンでもそういった仕様があるかも知れませんので、ご注意ください。あまり力は要りませんので、力を入れすぎて故障しないよう注意してください。

カチッとストッパーにはまるまでメモリを押し込む

切り欠き部分を合わせて斜めに差し込んだら、「カチッ」とストッパーにはまるまでメモリを押し込みます。

奥の空きスロットに、今回購入した BUFFALO の増設メモリがセットされました。

空きスロットに 2GB のメモリを増設完了

手前のスロットに、もともと設置されていた 1GB のメモリを同じように設置します。

あとはカバーを閉めれば、2GB のメモリ増設完了です。

バッテリーをつけて、1GB + 2GB で合わせて 3GB になったかを確認します。

メモリ増設前とメモリ増設後の実装メモリを比較

「スタート」-「コンピュータを右クリック」-「プロパティ」でシステムを開きます。

実装メモリが 1GB から 3GB になっているので、メモリの増設成功です。

続いて、Windows エクスペリエンス インデックスを確認します。

メモリ増設前とメモリ増設後の Windows エクスペリエンス インデックスを比較

メモリ(RAM)のサブスコアが、3.9 から 5.2 になりました。その他のパフォーマンスも向上し、 基本スコア(最も低いサブスコア)は 4.1 になりました。

メモリを増設した結果、どの作業が何秒早くなったかという計算はしていませんので、個人的な体感速度となりますが、パソコンの起動速度、各種ソフトウェアの起動と操作、インターネットの閲覧など大きく改善しました。

メモリを増設した効果として、各種動作の高速化がはっきりと感じられます。Windows Aero(エアロ)の視覚効果もストレス無く利用できますので、個人的には視覚効果を落とす高速化設定は行わなくて良くなったと感じています。

パソコンを使用する時間が長いということもありますが、メインメモリも安価になりましたので、個人的にはメモリ代を投資する価値は十分にあると思います。

パソコンの動作が遅くて不満を感じている方は、メインメモリを増設してみてはいかがでしょうか。