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ホワイトバランスツールの使い方
最終更新日 2013/7/5
画像調整タブのスナップショットに続いて、編集ツールの使い方です。
解説には Adobe Photoshop CC の Camera Raw 8.0 を使用します。
Creative Suite * Camera Raw の紹介 - Adobe
ホワイトバランスツールとは、クリックした領域をもとにホワイトバランスを自動的に調整するツールです。
写真の中のホワイトかグレーをクリックすると、ホワイトバランスが自動調整されたことを確認できるかと思います。
調整結果に満足いかない場合は、別の領域をクリックするか、基本補正タブの色温度と色かぶり補正で調整します。
ホワイトバランスとは、白色が白色に見えるように調整する機能です。
人間の目には白色に見えていても、光の種類(蛍光灯か太陽光かなど)によって写真に色が付いてしまう場合があります。
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デジタル一眼レフカメラは、光の種類に応じてホワイトバランスを自動的に調整してくれますが、Camera Raw で更に調整を加えることができます。
カラーサンプラーツールとは、クリックした位置の RGB 値を表示するツールです。
カラーサンプルは、最大9個まで表示できます。
ポインターの位置は、マウスを使って再配置できます。
消去する場合は、Alt キーを押しながらポインターをクリックします。
サンプラーを消去ボタンをクリックすると、ポインターが全て消去されます。
ターゲット調整ツールとは、写真上を直接ドラッグして調整するツールです。
写真上をクリックして、マウスを上(もしくは右)に動かすと、値が大きくなります。
写真上をクリックして、マウスを下(もしくは左)に動かすと、値が小さくなります。
パラメトリックカーブを選択して調整すると、トーンカーブ(パラメトリック)の値が連動して動きます。
色相・彩度・輝度を選択して調整すると、HSL / グレースケール(色相・彩度・輝度)の値が連動して動きます。
グレースケールミックスを選択すると、自動的にグレースケールにチェックが入り調整を開始できます。
ターゲット調整ツールの調整項目は、画像調整タブから切り替えることもできます。(例えば、HSL / グレースケールの彩度を選択すると、ターゲット調整ツールも自動的に彩度に切り替わります)
切り抜きツールでは、写真を自由な範囲に切り抜きます。
1対1や2対3など、縦横比を固定して切り抜くこともできます。(カスタムから、値を設定することもできます)(通常を選択すると、縦横比は固定されません)
切り抜く範囲を決めたら、ダブルクリック(または Enterキー)で切り抜きます。
切り抜きをキャンセルするには、切り抜きを消去(または Escキー)を選択します。
完了ボタンでダイアログボックスを閉じた後でも、切り抜きを消去を選択すれば、切り抜きをキャンセルできます。(切り抜きをやり直すこともできます)
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