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Windows 7 のライブラリの保存場所を変更する方法

Windows 7(ウィンドウズセブン)の、Cドライブ(ハードディスク)の容量不足を解消する方法です。

Cドライブの「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」といった、システム設定以外のデータを Dドライブへ移動することで、Cドライブの空き領域の確保やシステムの入った Cドライブの断片化を少なくできるというメリットがあります。

大切なデータのバックアップをお勧めします。
データを移動する前に、外部メディアへ重要なデータのバックアップをお勧めいたします。当方で実際に行って問題のなかった操作をご紹介しておりますが、些細な操作ミスからデータを失う可能性もゼロではございません。この作業に限らずですが、重要なデータのバックアップをお勧めいたします。

Cドライブから Dドライブへ移動する手順

  1. ライブラリの既定の保存場所を変更
  2. データ用フォルダを Dドライブへ移動

ライブラリの既定の保存場所を変更

Cドライブのユーザーフォルダを表示

「スタート」-「コンピューター」-「Cドライブ」-「ユーザー」で表示される画面です。

上から、ichi は Administrator(アドミニストレータ)(管理者)、New Account は新しく作成した標準アカウントパブリックは同じパソコンを使用している他のユーザーと共有するフォルダです。

パブリックフォルダ内のファイルは、パブリックフォルダにアクセスできるユーザーと共有されます。フォルダの鍵のマークは、「共有なし」を意味しています。

今回の作業では、「ichi」フォルダ内の「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」を Dドライブへ移動します。

ライブラリを表示

ライブラリをカスタマイズする - Windows 7 ヘルプ

ライブラリとは、各種ファイルの管理スペースです。複数の場所に保存されているファイルをまとめて表示できます。

フォルダとは違い、ライブラリにデータを実際に保存することはできません。ライブラリは、フォルダをまとめて表示する監視の役割を持ちます。

ライブラリを使うと、ばらばらに保存されたファイルを、どこに保存されているかに関わらず、一ヶ所で管理することができます。(Windows 7 の新機能)

ライブラリの既定の保存場所が「パブリック」になっている場合は、保存場所の変更を行います。

ライブラリの既定の保存場所に設定

ライブラリの既定の保存場所を変更する手順

  1. スタート
  2. ドキュメントを右クリック
  3. プロパティ
  4. マイドキュメント(C:\ユーザー\ユーザー名)を右クリック
  5. 「既定の保存場所に設定」をクリック
  6. OK をクリックで既定の保存場所の変更完了

ドキュメント・ピクチャ・ミュージックフォルダを表示

同様の操作を「ピクチャ」と「ミュージック」にも行い、ライブラリの既定の保存場所を変更します。

ミュージックのプロパティ「ライブラリの場所」

変更後、「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」のプロパティを確認すると、パブリックからチェックが移動していることを確認できます。

続いて、既定の保存場所となったユーザーフォルダを Dドライブへ移動します。